阿部酒店コラム

2015/03/16 20:36

亀岡製造元 萩の鶴・日輪田の萩野酒造さんへ

昨日は亀岡製造元 萩の鶴・日輪田の萩野酒造さんへ・・・・
今期の亀岡ももうすぐ産声を上げる時期だ 俺も愛情を注ぎに・・・
今期の亀岡の2タンクは 曜平君や蔵の皆さんのある考えも注ぎ込まれておりました・・・実験か?  
いい実験だし面白し 昨年から始めた両タンク併売の事も考えれば お客様には分かりやすくていいかもね それぞれの亀岡の顔がくっきり
萩の鶴美山錦50純米吟醸 今期の集大成にふさわしい造りだと思います
今期は搾り機もカスタマイズした 麹造りも今年からこっちを採用した 仕込米も蔵の華から五百万石に大幅にシフトした 試験場醸造酒もキャップも含め改良を重ねて出来上がってた・・・
旧蔵もいい感じの貯蔵庫に変身だ こっちの蔵に入ると懐かしさと安らぎを感じる・・・静かに出荷を待つ萩の鶴のお酒達
三年目の新蔵の造り 新体制が確実に確立してきてた・・・・
夏の別仕込もこの調子でお願いします  ありがとうございます


あべさんどうも・・・有一社長も仕込み蔵に来てくれた
親子三人とで たまには写真も良いもんだ・・・・初めてか?
今期の米は融ける米が多い・・・
美山50を数本仕込んだ結論で 今回の亀岡はこんな風に仕込んでみました・・・と、曜平君
融けるのを分かって いい状態で今まで通りに仕込んだ窓側の亀岡・・・・・このところ味のあるキレ味が良い ジューシーさを持つ亀岡が出来てるタンクの場所だ
融けるのを融けないように 水の入れ方を変えて仕込んでみた亀岡が隣のこっち・・・このところ味のあるキレ味が良い シャープさを持つ亀岡が出来てるタンクの場所だ
同じ酒母で同じに造ってデータ上は同じようでも 同じに感じられない亀岡の両タンクは 日本酒の面白さと魅力と楽しさを与えてくれた
だったら・・・今回はその挑戦の証かな?
融けてしまった時の良い面と 融けない様に仕込んでしまった時の良い面を 今期の最終純米吟醸美山錦50亀岡の2タンクで完成させてみたようです  三期目の新蔵で さらに挑戦した亀岡が目の前で搾りの時を待ってました・・・嬉しすぎるぜ   ありがとうございます


今期は45本強の仕込になる萩野酒造・・・今回の亀岡が40・41番なので甑倒しももう少しだ 『造りはあともう少しですが、最後まで気を抜かないで頑張ります!』 と、曜平君
蔵の設備としては一応今期で整ったようで 後は自分の今期?婚期か・・
今年は仙台でも若手の夜明けの会を企画中だし 若手でいられるのもアッと言うまだな   月日の経つのが早く感じてくる歳だ
余計なお世話ですみません  
何年かぶりで 少しゆっくり有一社長さんとも話が出来た・・・
息子たちの成長に 目を細めて見守ってる
あべさん これがあん時の冷蔵だ・・・と、有一社長さん
旧蔵の片隅に移動されてた一坪冷蔵庫  懐かしいな  まだ現役で動いてる・・・今の萩の鶴・日輪田は 全てこっから始まった
その後導入した旧蔵の冷蔵庫も 今回、チョットのぞかせてもらいました
あら~!! まだあった! 平成7年のこのお酒・・・・
今は有一社長さんのコレクション? 俺も一本持ってる
この冷蔵庫のこっちのロットは25BYの亀岡 7号8号・・・・
あとこれだけか  亀岡誕生以来 旧蔵のこの冷蔵庫が亀岡の寝床だ
これからも歴史を重ねていきましょう   ありがとうございます



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